WAZAtoBA設立の経緯

代表の松永は福島県の大堀相馬焼の窯元の四代目です。大堀相馬焼はきちんと機能し350年の歴史を築いていました。しかし、東日本大震災より元の場所を離れざるえなくなり、「場」の力が失われことで、改めて「技」の力と「場」により、日本のモノづくりが成り立っていたこと知ります。大堀相馬焼の復興の過程で「技」を新しく再定義したり、「場」を置き換える仕事をするようになり、それらを上手に組み合わせることで停滞していた「技」や「場」が活性化されることに気づきます。そしてこの事柄は大堀相馬焼でなく、全国・世界にも通じると感じ、より多くの「技」と「場」を元気をしていきたいと思い、一般社団法人WAZAtoBAを設立しました。

メンバーのご紹介

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  松永武士1988年、福島県浪江町生まれ。ガッチ株式会社代表取締役、大堀相馬焼・松永窯4代目。元々中国・カンボジアでヘルスケア事業を立ち上げ運営をしていたが、浪江町や周辺地域のアイデンティティを残すこと、また自身の海外での起業していた経験から日本のモノづくりを世界に出していきたい想いが繋がり伝統を残しつつ、「KACHI-UMA」「クロテラス」「IKKON」などのブランドを立ち上げ新しいチャレンジをしている。「One Young World Summit 」Japan Ambassadors、AERA「日本を突破する100人」に選出。復興庁主催先進的事例賞受賞、グッドデザイン賞など受賞ガッチ株式会社：http://gatch.biz/

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  西道広美株式会社伝耕　代表取締役 、特定非営利活動法人　楽しく伝える・キャリアをつくるネットワーク　理事長。外資系企業勤務後、国内外企業に対しブランド構築・商品開発に関する助言・戦略視点からの調査・ワークショップの企画・実施、人材育成事業などを手掛ける。東日本大震災で被災し、存亡の危機にあった福島県の伝産品、「大堀相馬焼」の復興プロジェクトに携わり、伝産品の枠を越えたブランド視点からの商品開発プロデュース（2014年KACHI-UMA、2018年IKKON)を戦略面で支える。ジェトロによる支援「地域団体商標海外展開支援事業」ブランドプロデューサー（2016年度「堺打刃物」、「枕崎鰹節」、2017年度「西尾の抹茶」）。株式会社伝耕：http://www.denko-corp.com/

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  吉田純子株式会社伝耕取締役。消費財から、嗜好品、レジャー・エンターテイメントなど、新旧様々なブランドに関する深層インタビュー、ショッパー調査など、消費者密着型の調査プランニング・実施・分析に従事。消費者視点を活かした商品開発・ブランド創出のワークショップなどを担当。国内外の習慣・文化の相違を踏まえた上でのブランド構築プロセスの策定とサポートを行う。2017年度ジェトロ海外展開支援ブランドプロデューサーとして「市田柿」を担当。

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  寺内ユミ1967年生まれ。インテリアデザインオフィス、インテリアショップの企画を経て1998年に独立。生活雑貨およびインテリア専門店を中心としたクリエイティブディレクション業務に従事。MD・VMD・スペースデザイン・プロダクトデザインまで、アイデンティティ確立のための一貫的かつ多面的なクリエイティブワークを得意とする。2008年にはジャパン・クオリティをテーマとしたプロダクトを発表。気持ちの良い空間、上質な暮らしにふさわしいプロダクトを、グローバルな視点で提案している。GOOD DESIGN AWARD,RED DOT DESIGN AWARDなどを受賞。